THE LIVELY麻布十番の目の前に位置する総本家更科堀井は、東京の蕎麦屋を代表してもよいと言っていいほど歴史と伝統のあるお蕎麦屋さんです。
江戸時代に、そば打ちが上手なことが認められた商人が今と同じ麻布十番の土地でお店を構え、大名(広い領土を持った武士)屋敷や大きなお寺へ販売するところから始まります。
江戸時代から食べられている「そば」を現代でも楽しんでもらいたいという想いから、伝統を大切にしつつ、新たなそばの楽しみ方を提案し続けています。
オススメその1:元祖メニューの「さらしな」
お店の看板メニューである「さらしな」は真っ白な麺が特徴です。そばの実の中心部分だけを使用することで、白い麺に仕上がり、のど越しの良い食感が楽しめます。そばの実の贅沢な使い方と、見た目の美しさから江戸時代から「高級そば」として地位を確立していました。
オススメその2:だし巻き卵
蕎麦屋といえばだし巻き卵はかかせません。総本家更科堀井のだし巻きは、蕎麦つゆがじゅわっと染みた甘めの味わい。だし巻きは卵と出汁を合わせて焼いた料理で、使用する出汁によって味が変わるので、その蕎麦屋の特徴を感じられる一品です。
オススメその3:かき揚げ
まん丸のビジュアルがインパクトのある三つ葉と海老のかき揚げ。ほろほろとした食感のかき揚げは、つけだれにつけて味をしみこませて食べるのがおすすめ。
少し粋なお蕎麦屋さんの楽しみ方
お酒好きな方におすすめしたいのが、蕎麦屋飲み。
総本家更科堀井では蕎麦だけではなく、お酒を楽しんでる人も多く見かけます。江戸時代は、注文が入ってから蕎麦を打っていたため提供までに時間がかかることから、蕎麦が出るまで良いお酒と良いおつまみを出すようになり、蕎麦屋では酒を楽しむことが定着しました。
総本家更科堀井にも厳選された日本酒と、魅力的なおつまみがあるので、江戸時代から伝わる蕎麦屋の楽しみ方を試すのもお勧めです。
一般的にはお酒とおつまみは最初に頼み、蕎麦は最後に楽しむものとして親しまれています。
ざるそばの食べ方
1.蕎麦本来の味を楽しむために、つゆや薬味をつけずそのまま食べてみる
2.ネギなどの薬味はつゆの中ではなく、そばにのせます。つゆを器に入れてわさびを適量入れます。
3.一口大の蕎麦を箸にとり、蕎麦の半分をつゆにつけて、一気にすする。音は立ててOK。つゆの器は片手に持ち、口に近づけてOKです。
4.そばを食べ終わったら「蕎麦湯」がでてきます。蕎麦湯とは、蕎麦をゆでたお湯のことです。最後に蕎麦湯をつゆに入れてつゆを薄め、スープのように飲んでみましょう。身体が温まるし、出汁のうまみを味わうことができます。
※必ずこうしなければいけないというものではありません。あくまでも参考にしてみてください。
店舗情報
店名 総本家更科堀井 麻布十番本店
住所 〒106-0046 東京都港区元麻布3丁目11−4
TEL 0334033401
営業時間 平日 11:30~15:30(L.O.15:00)、17:00〜20:30(L.O.20:00)
土日祝 11:00~20:30(L.O.20:00)
Facebook:https://www.facebook.com/sarashina.horii/
※今回掲載している店舗は都合により予告なく休業等する場合もございます。事前に店舗へご確認ください
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